そうだ、遊びに行こう

行きつけのジムにバランスボールがあったよなと思って、ボール遊びに出かけた。

ジムでエクササイズを、と思うと苦行チックに感じてしまって敷居が高くなるので、あくまで遊びに行ってついでにジャクジに入ろう、くらいのつもりで。

当地では三連休の真っ最中なので、空っぽだった。貸し切り状態。帰り支度を始めた頃に他のひとたちもやってきたけれど。贅沢!みなさん別荘や旅行に行かれているのだと思う。

せっかくなのでスピニングハードなバイクや腹筋のマシンもちょっとやってみた。

子どもは外食したがらないのでまあ、父親が煙たいんですが、デリバリーでピザを頼んだ。トリュフのピザ。ちょっとだけ高めだったけど、美味だった!おやつに一切れもらった。

こちらではここ1年くらいでデリバリーサービスが雨後の筍のように増えてきている昭和な表現。実は私、このことで悩んでいる悩んでいる。レストランからのデリバリーを頼むと、料金は2E〜3Eくらいと安価なんだけど、じゃあ、配達のひとの時給っていくらになるの?決まったレストランの専属だったら1回のデリバリーでまとめて2軒に配達などもできると思うけれど、このシステムだとまとめることはほぼ不可能みたいだ。

そうして、見ていると1回の配達に最低でも20分はかかっている。30分、40分かかることもザラだ。20分2E3で時給6Eとしても条件は悪いんだけど、デリバリーの会社にいくらか払ってるよね?仮に1/3だと仮定しても時給で4Eくらい。NYとかじゃないんで、チップももらえないっぽい。っていうか、上げたらどちらかというとビックリされるんで、みなさん上げないんだろうと思う。

クーリエいわゆるメッセンジャーかなのサービスだともう少し料金は高いけど、ほとんどの利用者はレストラン系の配達や買い物を頼んでいるみたいだ。

NY時代、もう20年以上前だけど、レストランからデリバリーを頼むと配達料は25ドルくらいからだったように思う。配達料無料のところもあったけれど、いずれにしてもチップは渡す。そうして、厄介なことに、コンシェルジュがロビーで受け取って部屋まで持ってきてくれるので、コンシェルジュにもチップが必要だ。

見ていたら、彼に1ドル、あなたに1ドルねなどと明確に指示しないと、着服されるみたいだった。チップが少ない、あるいはなかったと後から苦情の電話が来たこともある。そりゃそうだよね、なにも言わずに少額のチップを渡したら、コンシェルジュに全額取られても不思議はない。そこはこちらがきちんとしないと。

当地でこのサービスに従事している人は、見たところ、明らかに外国からの移民の方が多い。

便利は便利だけど、自転車やオートバイを用意させて最低賃金に満たない料金でひとを働かせるのって?でも、逆に私が貧しい移民だったら、仕事があるだけありがたいと思うとは思う。

答えが出ない。とりあえず、利用するときには1Eでもチップを渡すようにしている。