やはり投資の鉄則長期積立分散の運用効果

投資の世界に入って

かれこれ10年近くになるが

10年経った今でも

長期積立分散投資の運用手法というのは優れていると思う。

この10年あまりでも

リーマンショックや、欧州危機、中国ショックなど

世界経済が低迷するような出来事が多数起こっている。

その度に

世界中の株価が暴落したり為替が急落したりと

一般的な投資家にとっては悲観的なシナリオが起こっている。

しかし

長期積立分散投資の手法を活用していれば

いわゆるドルコスト平均法の効果が顕著に運用効果に働いていたといえる。

外積立投資なども10年ほど前から一般的に知れわたるようになってきた。

最近では

積立NISAやイデコといった長期積立分散投資を推奨する投資手法も認知されてきている。

複数の値動きの異なる投資対象に

一定期間ごとに資金を積立てていく。

時間と資金を分散することで

資金の投下リスクと資産価格の変動リスクを低減することが可能になる。

ボラティリティの高い投資対象に投資する場合には適した投資手法と言える。

ただ長期と言っても

30年以上積立を継続するというのは

個人的には中至難の技のような気がする。

スタートする年齢にもよりますが

一般的には15年〜20年くらいが、ドルコストの効果も得ながら継続できる妥当な積立年数のような気がします。

外積立投資の運用を行なっている運用会社の中には

過去20年近くで

年平均20以上で運用されている会社も存在するのだから大したものだ。

こうした投資手法や商品が

日本の金融業界でもどんどん増えている。

ただ残念ながら

現時点でイデコや積立NISAで選択できる投資信託は魅力の少ないものばかりだ。

基本的にはパッシブとアクティブの組み合わせた運用が良いと私は思っている。

全てを市場に委ねるのではなく

リスクが高まった時には手控え

底値が見えてきたら買い増す

そうしたテコ入れをすることで

より大きなリターンを期待できるようになる。

外積立投資を検討する場合でも

どのような戦略や手法で運用されているのかを理解して選ぶべきです。

それによって将来的に受取れる結果も大きく異なることになります。

まだ時間のある30代、40代の投資初心者には特に

長期積立分散投資をお勧めします。