第105話. 憲法9条について(4) 『平和憲法』とは『平和裏に日本侵略を可能にする憲法』”の略 - 湖畔びとのつぶやき (WHISPER OF LAKEMAN)

湖畔人です。

また、憲法9 条についてです。少し言い足りないので、また追記をさせて頂きます。

憲法9 条をもって『平和憲法』と言う方々が数多くいらっしゃいますが、私にはこの『平和憲法』と言う言葉が『平和裏に日本侵略を可能にする憲法』”の略語なのだろうと思える事が良く御座います。

ご存知の通り、憲法9条があるから戦後の日本の平和が守られて来た訳ではなく、米軍のプレゼンスによって辛うじて平和が保たれて来た、ただそれだけだった、と言うのは周知の事実です。もし米軍が常駐していなかったならば、それこそ中朝どころか韓国にでも既に占領され滅ぼされていた事でしょう。この戦後70年に渡る平和が米軍のおかげだと言う事実が判らない国会議員がもしいるとしたならば、その方々は、国家議員でいるに最低限必要な現実を冷静に見る理性と知性に著しく欠けており、国政を担わせるには相応しくないとして議員資格を剥奪されて然るべき、とも思えてきます。本来であればそうすべきですよね。

確か、以前学校で習った国の定義、独立国家、主権国家の条件は、主権の保持、主権の及ぶ領土の保持、主権領域内に暮らす国民の保持、その三つですよね。主権とは、自分で自分の未来、運命を決められる力ことです。領土と国民は当然ですが、それら、領土と国民は国によって、国防軍によって護られなければ、保持できませんよね。国が国民や領土、その生命や財産を守るのは主権国家として当たり前の事です。ですから国防軍の保持は主権国家としては当然の権利、当たり前の大前提、自然権なのです。であるならば、憲法9条は、その国防軍の保持を禁じているのですから、そもそもオカシナ条項であり、即刻改訂すべき悪法ですよね。

であるにも拘わらず、9条を変えるな!と主張するオカシナ一群がこの日本には多数おり、国会議員にも多数存在し、それらを支持するマスコミと有権者の多さには閉口している次第なのです。

9条を変えなくて喜ぶ勢力がいるとしたならば、それは、日本が他国から侵略され滅ぶ事を望む方々でしょう。まさか流石に9条による戦力不保持が戦後の平和の主要因だった、等と言う愚かでメデタイ幻想は抱いている不思議な方々はそう多くはいないはずと信じます。日本人はそれほど愚かではないと信じたいし、もしいたとするならば、その薄っぺらい物の見方で持って国政を論じてはいけませんよ、危険ですよ、と申し上げたいのです。ですから、多分、9条保持派は日本が他国から侵略され滅ぶ事を望む悪意の方々なのでしょう。だからこそ、同じ類のメンバーが、オスプレイ反対、米軍は沖縄から出て行け、原発反対、と叫ぶのでしょう。オスプレイがいては台湾有事や尖閣有事の時に直ぐに飛んでくるので、台湾や尖閣を占領したい中共には邪魔な存在でしょう、だから反対するのはよく判ります。米軍が沖縄にいては中共の願う台湾併合、沖縄併合も出来ませんので、米軍を追い出したいのもよく判ります。原発も副産物のプルトニウムを大量保持して、それで原爆を多数製造保持されては核による脅しが効かなくなる為、日本占領が出来なくなり問題でしょう、だから原発に反

対するのでしょう。それも良く判ります。そして最後に9条を変えられたら普通に戦える国に日本が成ってしまうので、日本の占領が容易でなくなる、だから反対するのでしょう?それも良く判ります。とても分かり易くて結構ですが、随分危険な考えの持ち主ですね。

我々は日本と言う国も、天皇制を中心とした日本の伝統や文化や歴史も、後世に残すべき尊いもの、と考えておりますので、皆様の考えには同調できないし、見過ごせないのです。

皆さんの大好きな、『平和憲法』、『平和裏に日本侵略を可能にする憲法』、憲法9条は必ず改訂し、日本を一人前の主権国家とし、周辺アジアの平和と安定にも寄与できる存在に成っていただきたいと心から願っています。そして、9条は変えねばならないと真正面から言える国会議員とマスコミの一群の出現に心から期待をしたい所です。

湖畔人