おさるさんを追う結びの涙

セッションをしてくれた方とは、

ライアーという竪琴みたいな楽器を作るワークショップに参加した時に出会いました。

私より次次次世代くらい若い女の子です。

透き通るようなクリアな意識みたいなものを感じました。

人間ができているというより自然体という感じ。

自然体でありながら愛を知っている子だなと思いました。

セッションの冒頭の雑談で、

鳩が怖い。でも、鳩に警護されている。

と聞いた時には、鳩の愛にやられたばかりだったので、

心の中で爆笑しました。

どっかで動いてる。

そのワークショップは京田辺で行われていました。

私達はそこで出会ったのです。

セッションの続きです。

1本目と2本目の数字を合わせると、

こんなエネルギーになるんです。

と、出されたのは、22番、再生者のボトル。

過去の失敗からの目覚め。

3本目と4本目の数字を足すと

17番、吟遊詩人希望。

自分の真理をいく。

あなたの伝えたい真理は何?と書いてくれています。

吟遊詩人のボトルが出たところは、

これからやることに繋がるとかで、

それはやはりライアーであり、歌いたいという私の思いとも重なります。

音と言葉で、自分もろとも癒すことができるかな?

くらいに考えていましたが、

そこに真理を込めることまで含まれてくるとは思っていませんでした。

吟遊詩人を調べてみると、あるブログで、

ハートの真実を伝えることが書き手さんの課題だと捉えている方がいました。

ここでも伝えることが鍵です。

それから、吟遊詩人とは、歌や物語にのせて真実を語る者、と。

これもそう、自分が創作するのもひとつの手なら、

書かれたものを紐解くのもその一環となると思うのです。

そうすると、今私がやっている、

物語や神話や古文書から、真実を引き出すという作業も、

ちゃんと魂の声に従っているのだと思うのです。

そして、さらにその2本を足すと

3番、アトランティアンボトル。

自分への誠実さに聞く。

まさかの

アトランティスの痛みを超えて、

アトランティスを開くという流れが出てきました。

アトランティスの時代にも、吟遊詩人のような一団がいたとか言ってたような気がしますが、そこはあまり覚えていません。

アトランティスを超えます

そして、オーラソーマはタロットとも縁が深くてと、

3番に出されたカードは女帝。

生命の樹の上の方にあるパスです。

思わず笑います。

自分の国を作るように言われたのよね

完璧すぎて頭がおかしくなりそうでした!

ナイチンゲールの話の中で、

もう一つ気になったところがありました。

ナイチンゲールの偉業のひとつは、

当時の看護の仕事は、病人の召使いという立場だったものを

専門職として確立させ、看護職の位置を向上させたことです。

それを聞きながらはっと思い出したことがありました。

猿楽のwikiより

座のなかでも、とくに大和猿楽の四座、近江猿楽六座が名高い。もともと猿楽は大和において七道の者であった。漂泊の白拍子、神子、鉢叩、猿引きらとともに下層の賤民であり同じ賤民階級の声聞師の配下にあった。室町時代には、鎌倉時代の猿楽が発展し観阿弥世阿弥らの登場によって現在の能楽とほぼ同等の芸能としての猿楽が形作られる。

聖徳太子が元は神楽だから申楽としたと伝わることも合わせて考えると、

猿楽の位置付けも時代とともに移り変わってきたということを、

私に伝えたいらしいと。

観阿弥世阿弥が主となって、

猿楽の位置付けを向上させたのです。

職業の貴賎もまた、常ならざるもの。

時代や国によって、その在り方もうつろうものなのです。

賤民にしても、漢字を変えれば選民です。

時が、空間が変われば、同じものでも別のものになります。

おさるさんを追うおしまい