どうでもいい話ですが。。。。

先日、旅行先のサービスエリアに寄ったときに、中高校生の女子達が食事をしながら会話をしていたのですが、

女子高生A「今日は風が強くて髪がよさっているね〜」

女子高校生B「うん、よさりすぎらだよ〜」

意味が不明・・・・・???

家内に聞いてもわからず、どうしても気になって宿先に到着してから調べてみたら、

ネット用語の一つに「よさってる」という言葉があります。 主にJKやギャルを中心に使用されていたが、最近はTwitterなどのSNSで急速に広まったことでネット用語になりつつある言葉である。

肝心な意味は「よさってる」とは「髪が乱れているさま」を意味します。

与謝野晶子」と「〜している」を組み合わせた言葉です。

「髪が乱れている」は与謝野晶子の代表作「みだれ髪」から引用されているとされているそうです。

今の女子高生って、与謝野晶子のことや「みだれ髪」の作品を知っているの??

ふと、そう思いました。

僕が大学受験の浪人時代、大学受験で日本史を選択したので、必ず与謝野晶子の「みだれ髪」は必修用語でした。そして浪人時代は一番、色々な分野の本を読み漁りました。(大学受験のために)ちょうど、今の夏休みの時期に「みだれ髪」を読みました。あの当時は受験のこことで頭の中がいっぱいで恋心なんてさっぱりわからず、みだれ髪の作品を選んだんことに後悔しましたが、何度も悪戦苦闘しながら受験のために読み続け、次第に与謝野晶子の短歌に気持ちを揺さぶられました。今はサッとネットで検索すればあらすじが読めますが、僕の頃は、最初から最後まで読んだので、余計、今でも鮮明に覚えています。

「よさってる」って言う言葉を使うのもいいけど、一度、与謝野晶子の「みだれ髪」を読んでから使ってみてはどう?と思ってしまった。

今の女子中高校生も明治時代に生きた与謝野晶子も恋する事に夢中な娘はいつの時代も変わらないことは確かですね。

「こんなことを思う僕はもう年だな〜」と、ふと、思ったマカンでした。