6歳児が企んだ完全犯罪

週末のこと。いつもならぬくぬくと8時過ぎまで寝ている我が家の6歳児が6時過ぎに私達のベッドにやってきました。何故かパジャマを着ていません。夏で暑いというのに、長袖の白いTシャツに足首まで来る黒いレギングスを履いています。

今着替えれば、後で着替えなくて済むでしょ?だから着替えちゃった。とのこと。

いつもはぐずぐずいつまでもパジャマで過ごす人が、どうした風の吹き回しでしょう。

そこまでは完全犯罪は可能なところでした。

ところが、です。後でニコの部屋に行ってみると、いつもは壁ぎわにぴったりとつけて置いてある引き出しがかなり前に移動しています。なにかしら、と引き出しの後ろを見てみると、昨日の晩着て寝たパジャマのパンツが。何故こんなところに、と引っ張ってみると、!パジャマのパンツが濡れているではありませんか。思い返してみると、昨日の晩、寝る前にテレビを見ながらミルクをなみなみとコップ一杯飲んでいましたっけ。

昨日の晩、パジャマ履いたままでPee英語でオシッコのことです。したでしょ?と問い詰めると、6歳児逆切れしてきました。パンツが濡れているなんて知らない。なんのことを言っているのか、自分にはわからない、とのこと。

それ以上なにも聞かないから、すぐにお尻だけでも洗ってきなさい。

お尻なら、朝とっくに洗ったもん!

更に、その日の夜、タオルケット代わりに使っているビーチタオルがベッドの下に落ちているのを見つけて拾ってみると、オネショ後の強烈な臭いを放っているではありませんか。

6歳児は、朝自分のベッドが濡れているのに気づいて目が覚めたのでしょう。そして、バレてはいけない、とまずはパジャマを脱ぎ、タンスの後ろに隠し、更に濡れているタオルケットもベッドの下に落とし、更にバスルームでお尻を洗い、キレイな洋服に着替えた。そこまでは完全犯罪に近かったのですがね。

人生で2度目のオネショ。本人もびっくりしたことでしょう。これからは、必ず寝る前にはトイレに行く、と約束して免罪となりました。