競馬の交流G1が評価されない理由。知名度とレベルが低いのが大きいでしょうね…

競馬のダートG1の話です。

交流G1が評価されない理由を簡単に整理しました。

?地方競馬の売上が中央競馬(JRA)より少なく、それに伴って、注目度、知名度が低い。

?交流G1は中央から参加する馬が少なく、それに伴い、レベルが低い。

こんな感じです。

簡単に言うと、交流G1は「知名度とレベルが低いから」です。

まず、競馬界は「中央G1を勝ってこそ価値がある」という風潮があります。そして、それは競馬ファンの動きや意識にも現れています。売上が低い、ということは競馬ファンが交流G1に価値がない、というのを行動で示してしまってるんです。

また、それはアナウンサーさんの勝利ジョッキーインタビューにも現れます。

例えば、故後藤さんが2001年に南部杯でG1初制覇を果たしたにも関わらず、翌年の安田記念でG1制覇をした時には、「G1初制覇おめでとうございます」と言われたり、(田中)勝春さんが連敗を止めたのは川崎での2005年の全日本2歳優駿だったにも関わらず、何故か2007年皐月賞を勝つまで記録は継続扱いされてしまったり等、様々なケースがあります。

あと、交流G1ではないですが、香港でG1初制覇を果たしたサトノクラウンも、去年の宝塚記念を勝つまでは評価が低かったです。

その時のレースは凱旋門賞2着のハイランドリールを破ってのものでした。でも、京都記念で1倍台の人気になったのは凱旋門賞で惨敗したダービー馬のマカヒキで、サトノクラウンは3番人気でした。宝塚記念も1番人気ではありませんでした。

これらは、競馬ファン(というより「にわか」かな?)が海外G1より、中央G1を評価する、という意識の現れではないでしょうか?

勿論、こういうオッズの歪みというか、カラクリで儲けられるケースもありますよ。

いずれにしても、「交流G1は評価されない(少なくともにわかには)」と考えた方がいいでしょうね…